詩人の血

2008 9月3日

詩人と言うと鬱気質の奴みたいに思いがちだけど、俺の今の思いは違う。詩人は革命家の気質とおんなじじゃないかと思う。優れた詩を作ると言う意味ではなく、行動が詩なのだ。彼らの生涯は凡くらの詩を無限に並べるより価値があり、詩的だ。ゲバラだろうが毛沢東だろうが、レーニンだろうが、なんだろうがそうだ。猛り狂い、停滞する。今はそのとどまっている状態に少し興味と共感がある。多分今の俺は、自嘲気味な状態なんだろう。

人と言うものはおもしろいもので、微妙なニュアンスを言葉で表すことが出来る。ここは高杉の俳句に代弁してもらおうか。

ともし火の

影ほそく見る今宵かな