土佐のことば

2008 6月23日

東京に15年以上住んでいたので、まだしゃべるのは標準語が楽だ。といっても「なにいってんだ、てめえは」とか言う風に汚い。最近はそろそろ関西の言葉が入りつつある。

でもね、やっぱり愛着があるのが土佐弁。マンガの「朝太郎伝」なんていう高知舞台のマンガ読むと無性にうれしくなるね。先日もユウセイから電話。「おうセイ、どうしよらあや。そろそろ遊びだしゆう頃やろ」「アホウぬかすな、おんしゃあこそ、また昔に戻ったがやないかや」「知らんき。かってに向こうが来らあや」「もう若い女心らあ手に取るように分かるろう」「おう、一番わからんがはうちの女房よ!」俺は大笑いする。「ほんでにゃあ弥生(うちの姉)に言うちょってくれや、新聞出るき」「なんか悪いことしたかや?」「何いよらあ、インタビューに来たがやき。有名人やきよ」「またダマされる女が増えるにゃあ、そりゃ」まあこんな感じだ。うちの妻は「にゃあにゃあいって、猫みたい」とか言う。「やりゆうぜよ」などは実はあまり言わない。

俺は高知に帰ったら1ミクロンも標準語は使わない。なんか裏切りもんみたいでね。(笑)敵地の言葉っちゅうか、なんちゅうか。なんじゃその言葉は!と怒りだす奴もいるくらいだ。あ、俺が言う方か。方言は愛着があるのよ。魂がでるきに!