刺さる

2008 5月31日

多くの人に愛されるよりも、少ないひとでいいから深く刺さればいい。そう思って作品を作って来た。昨日会った女性作家はそんな刺さった人の一人だ。特に彼女はneutronでの作品にとても感激していたので印象深かった。それが偶然元町を歩いているときに彼女の個展をやっているのが目に留まった。不思議なことにこんな場合偶然がおこりやすい。それが縁で会うことになった。

一見穏やかだけど 芯の通った鋭さを持った人だった。 彼女の作品もまさにそうで、今の時代にはない彫りの深さと激しさがある。はっとする新鮮さと深さが強い印象を残す。まだまだ見えないところもあるが、なにかそれは言語にならないもので、そういう場合直感がすべてだと思うので言葉にはしない。それでも彼女の思い切りのいい生き方はなにかを自分に残したよ。ありがとう。