悪の飼い方

2008 5月29日

隣の部屋の男に殺されちゃあセキュリティもへったくれもないな。しっかしあの男どこにでもいる普通の男だね。あんなやついるいる!思わず突っ込みたくなった。普通の男がなぜああなるか?ここからは俺の勝手な意見。

大人の男ってのは「悪」を使いこなせる奴だと思う。悪は欲でもいいけど、それで生き方が違ってくる。母親はきちんとしつけても、悪の使い方を教えられない。動物の雄の悪は女親には分からない。今の父親はだらしないし、先輩とか縦の線がないのでますますそんな場所がない。同世代の男たちにもまれる場もない。

われわれは本来動物で、なんとか頭でコントロ-ルしているおかしな存在だと言うことを忘れたくない。脳や精神が中心で体がただの道具だと思うと見え方が違う。動物の性質は人間で言うところの悪にあたる。きちんと向き合って一緒に生きて行く先に豊かな生き様があるんじゃないか?自分の欲や恥、そんなもんとぐちゃぐちゃになって行き着く先にぽっかりと経験による落ち着きが見えたりする。悪の華みたいなもんかな。そこでやっと心なんてほざいたりするもんだよ。