スピーチ

2007 12月4日

結婚式のスピーチをやった。中学二年からの付き合いだから27年前の出会いだ。テレビマンで高知放送の生え抜きだ。なかなかもてたやつで、いつになったら結婚するのかと思ってたらこの歳になるまでかかった。お相手は五つ歳下の歯科医さんだ。友人のオヤジも高知放送の元役員で、弟はフジテレビ、妹は高知新聞と華やかな家系、なおかつそれっぽい方々が集まっていて、それで俺みたいなのが友人代表でスピーチとは粋なもんだ。(笑)実は彼は俺の結婚式でもスピーチをしているのでお返しでもある。

まあ出だしはお互いの出会ってからのいきさつを紹介したが、やはりせっかくだから心に残る言葉を吐きたかった。ずっと頭の中で考えていたが式の二日前くらいにこれにしようと思った。「彼の人生はスマートに見えて、葛藤もあってそれは仕事をしてからもあったし、中学でど田舎の学校に転校して来た時もありました。それでも彼はいつでも堂々としていたし、正々堂々と人前で立ち向かっていた。それを見て僕はこいつはほんまに気持ちのええ男やにゃあ!とずっと思ってた」まあそんなことを言った。土佐弁の生の言葉で言えるかどうかが大切だと思った。妹や親父さん、彼の先輩に感謝の言葉をもらってうれしかった。誰かのこころに残ったならうれしい。