そんで

2007 9月15日

泊まったところが市内から少し外れたとこだったのは良かった。サウナもアカスリもハングルしか通じないところだった。だからリアルな生活が垣間見えた。市場と基地の街にも行った。そういったところはエネルギーもあるし、葛藤がおもしろい力を出す。貧しい人が困ったから地下道で物売りが出来る世界はずいぶん自由じゃない?日本だと生活保護を待つか、ホームレスか。いずれも簡単に道で商売が出来る世界じゃない。基地の街は一方は巨大な電気街になっていて風景はめちゃめちゃだ。一方は巨大な遊郭街で、道の両側にショーウインドウにはいった整形美女が怪しく手招きしている。その数は二百件だろうか。そこから電車に乗ると貧民街が一気に広がっている。そしてそれを隠すように格子が延々と続く。それを見て妙に確信する。南北統一なんかないと。韓国にあの国はお荷物だ。中国も難民が流入するのをいやがっている。二国が経済的に発達している今、そんなことしてる余裕はない。それが現実だ。日本がもたもたしてじり貧で落ちて行ってるのを横目に世界はどんどん変わってゆく。帰国のニュースで阿部首相が辞任したのを聞く。ちっ、日本に帰ると病気になりそうだ。首相が鬱病みたいな国じゃな。やってられるかアホンダラ。