映画をひとと観る

2006 7月17日

このごろ映画館によくいく。連れと行くのもあるけど、一人でも行く。一人、家で映画を観るのはイマイチだ。観客の反応がおもしろいからだ。昔は一人で二日くらいべったり見たりしたけど。じぶんも随分変わった。個人で観る時代が来たから反発してるのと、自分の考えが変わったのと同時に進行しているようだ。緊張感があるのもいい。入場料が高いから寝るのはもったいないという理由もある。二番館にも行く。高知にいたときは名画座(もうないけど)。東京では文芸座、早稲田松竹。神戸ではパルシネマ。シネコンもいいけど、こういった小屋はオーナーの趣味嗜好が反映されていておもしろい。「魂萌え!」と「武士の一分」という二本立ては夫婦のドラマということで面白かった。まあココは年齢層が高めなのでやや渋めのラインナップだ。最終一本のときは1000円なのもいい。そういえば上京したときは吉祥寺で、朝まで四本立てで1300円という上映なんかもあった。やっぱり映画はでっかいスクリーンで暗がりの中で観たいもんだ。観客の笑い声と一緒に。