あー

2006 3月1日

ひさしぶりのエッセイ。あー、なんか語ることってないんだよねえ。作品作ってるからかな。まあそうだろ。

京都のギャラリー16で個展が終わった。歴史のあるギャラリーでお客も多くて質もいい。やっぱり違うな。

作品については最初から分かっていた問題点も指摘されたし、初めて見た人にはマチエールのインパクトとテーマへの共感は強くあったみたい。ふんふん。直接話す機会はとても多く手応えは強くありました。それはやはり根底にある思想への反応だと思う。前の個展の仕事がいいという意見もあったけど、まずはテーマとこの名前が広まればいいし、ある程度仕事の出来不出来が生じるのは仕方がない。ただの美術作品を作るつもりは毛頭ない。表現やスタイルは変わってもテーマや思想は変わらない。みなさん美術をやってる方はお勉強が大好きで、新しい表現というものばかり追いかけて何を伝えたいのかよくわからない。僕は教育させられることを極端に警戒している。素人の視点に帰る往復を忘れたくない。インサイダーにいると見えなくなる。

シンプルに生きていきたい。