そしてホームレス

2005 9月25日

そして「BIG ISUUE」を手に取った。53歳ホームレス浜崎広幸さんのはなしは興味深いものだった。ホームレスになるまではごく自然だ。彼岸は軽く超えてしまう。なるほど。そこに至るまではそんなにムヅカしいものではなさそうだ。左官屋、キャバレーのボーイ、パチンコやの店員、中華料理店、土木工事、サンドイッチマン、そして路上生活…。今度こそ田舎に行って自給自足の暮らしがしたいと語ってる。赤いキャップをかぶり、ガタガタになった歯を見せながら笑ってる写真が印象的だ。

なんだろう。ぎゅうぎゅうの満員電車にすし積めのリーマンと彼らは同じ線上で語られる。それしかないのか?働かないとこうなるといった価値観は納得がいかないし。

追加の記事にアメリカのホームレス事情が書かれていた。アメリカでは兵役経験者がホームレスになる率が高いらしい。さらに兵役に付いた女性はその割合が高くなるらしい。戦傷に、心的外傷ストレス、薬物乱用、家族との亀裂などがその原因にあるらしい。兵役につくことで国籍を与えるなんて話もあったから、もともと食えない層が兵士になることもある。だから社会的支援も強いのは、そんなシリアスな問題を抱えていることからも伺える。

弱い部分を見ると、なにかしら世の中や人の真実が垣間見える。