EXHIBITION

2005 8月2日

しばらくぶりのエッセイ。個展もひさしぶりでした。満足のいくインスタレーションだったけど、現実的問題がたくさんあった。現場でのトラブルはもちろん、ショーとしての立地条件の問題、抱えている顧客の問題、パブリシティの問題、関西という地域性の問題、美術関係者のテリトリー、ヒエラルキーの問題、会期中の展示環境の維持の問題、告知効果とコストとのパランス、などなど…。おかげでかなりテンションが高かった。ふだんはその辺の猫と変わらないのでなおさらだね。遠くから来てもらった人たちにも感謝、子供たちの反応もおもしろく、ポートフォリオも楽しく見て頂いた。それはネットとは違う現実体験の迫力で、やっぱり大事なことですね。いろんな人とも知り合ったし。

空間に対する感覚というのはやはり大事で近年の建築好きな面が影響しています。それは一枚の平面にも必要なことで、ネットと雑誌との違いともいえる。やはり単なる情報ではない。

それでも会期中のアクセス数は相当高かった。それは来られない地域の人たちから、個展に来て帰ってから見る人たちや、来る前に見る人たちもいて、情報源として大きな機能を果たしているといえる。素早く、特定の情報が手に入るといった意味でやはり大きいです。

最後に一言、ありがとう。