ファイト

2005 6月3日

がらにもなくNHKの連ドラなんか見てる。おとなの世界に巻き込まれて子供たちが圧迫されている姿が息苦しい。一昔前と違ってこのドラマでは学校以外の世界を提示してくれて興味深いけど。僕らの若い頃は学校というものに対する執着が強かった。金八なんかその典型だけど、(あの武田鉄也の顔を思い出すだけでムカツク)とにかくヤンキーも教師も体育会系もラブコメ系も学校が好きだった気がする。

小中学当時は田舎でも校内暴力がブームで教師が抑圧されていて、教師が気の毒なくらいだった。まあそのあと締め付けが厳しくなったみたいだけど、我々はかなり好き勝手にやってた。気に入らない教師を弾劾するために投書したり、校長に直訴したり、選挙やったり、エロ本をまわしたり忙しい毎日だった。時期もあるが、風土のせいか、いじめは目の前で堂々とやられていてぶっ飛ばしぶっ飛ばされたり、果たし合いみたいなのも平気であった。公立なのでそれでいて勉強ができないといったわけでもなくみんな楽しく?共存していた。大体学校がそんなにないんだよね、高知県は。共存せざるを得ない。これから少子化で学校がバンバンつぶれて一個の学校にいろんな生徒メチャメチャ詰め込んだらおもしろくなるんじゃない?あとはガキなんかいかにほっとくかがポイントか。大事なとこだけ締めて。人の中に放り込んでたら勝手にいろいろ勉強するし。パソコン相手じゃだめだけどね。