ナイーブな俳優

2005 5月9日

やっぱりガキの頃「カリフォルニア.ドリーミング」「ヤング.ジェネレーション」という映画でナイーブな青年を演じたデニス.クリストファーは鮮明に憶えている。

特に「ヤング~」は大好きだった。素直な子供ではなかった自分は、ああいったさわやかな屈折が好きだった。でも彼はそのイメージを払拭する「フェイド.トウ.ブラック」で姿を変えた。その後はあまり聞かなくなった。もっと彼の青春像を見たかったなあ…。

似たような感じを抱いたのは出てきたばかりの古尾谷雅人だったけど、屈折を抱えたままあの世にいったようだ。

最近ひっかかったのがスティーブン.レイ。「クライング.ゲーム」は物語自体そうだけど屈折とナイーブさに加え、大人の洒脱さも加えて魅力的だった。若い頃の「殺人天使」観たけど、吐息の一つにも空気感を出す様はぐっときた。タイプは少し違うけど豊川悦司にもそういった感じがある。

いや、でも素直なやつも好きなんだけどね。(笑)