事故のこと

2005 4月26日

とんでもない事故が起こったね。朝ふつうに出て行ってそんな目に遭うなんて、それで死んだらたまらない。自分も突然の大事故にあったことあるけど、夢なら醒めてくれなんて本気で思うものだ。下敷きになった人のことを思うとそのときのことが鮮明に浮かぶ。

この若い運転士の未熟さと監督の無責任さは責められるべきだけど、まずそのまえに思うことがある。

東京でもひどいけど、ダイヤの過密さは尋常じゃない。次々に送り込まれる車両に不安を感じたことは何度かある。 前の車両でなんかあったら次のは突っ込んでくるんじゃない?なんてよく思った。実際はそれは管理されてるんだろうけど、一分刻みのこのダイヤに一個人の人間が正確に対応できるわけがない。日本では妙に職人肌の資質がどこか残ってるんだろうけど、こういった場所では徹底的に合理化すべきだと思う。そしてもう一つは時間というものにそこまで正確に生きていかなければならない貧しさを顧みるべきなんじゃない?この時間という軸を使い始めてまだこの社会は慣れていないと思うし、実は日本人の生理には合っていない気がするのは考え過ぎかな。