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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2005 2月8日
第二次世界大戦前夜の日本外交なんかの資料を読むと真っ暗な気持ちになってくる。まともに相手にされていない。アメリカは最初から攻撃する前提で話を進めている。交渉はデッドラインをいつにするか、だけなので向こうに理屈はない。こちらは正論で考えるから噛み合わない。あるのは楽観的観測のみ。前提を信じたくないから対応が出来ない。ヒトラーとソ連とかの関係を読んでいくと、大国の間の都合で太平洋戦争もあしらわれているのがよくわかる。そんな時代には個人の命なんて本当に小さい。
当時の人たちに聞くと普通に就職するみたいに戦争に行っていたのがよくわかる。自分はどうだろう?祖父は本物のコミュニストだったから投獄されても戦争には行かなかったが、今の時代そんな大義はない。
武器も持たず、持てず、平和だけ叫ぶ国。つくりものの平和の上に右も左もないか。
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