i pod

2005 1月28日

音楽を愛してるので聞き方にはこだわってきた。

まずは父親からもらったモノラルのカセットテープからスタート。とにかくラジオからテープから聞き倒した。そして我慢できずバイトして買ったステレオのスゴさに驚いた経験は今でも忘れない。その頃は14歳くらいで、一人でビートルズにはまってたからよけいだ。ビートルズはステレオの遊びが多い。次にウオークマン。本当の初期だから重かったけど画期的だった。バカみたいに自作テープ制作して何回も聞いていた。それは自転車で旅行しようが何しようが持っていったので何台も壊した。次に一瞬だけMD。これはMDの再生機が普及していないのですぐにCDウオークマンに移った。これが2.3年続いてやっと今、i pod。でもずいぶん音楽の聞き方も変わった。

自作テープのおもしろさは減った。一曲に対するこだわりも減った。アーチストやアルバムというものより一曲一曲で聞いてしまう。けれど、自分の移りゆく気持ちにipodはすぐに応えてくれる。CDを替えたりしない。ただ曲を選ぶだけ。するすると曲も音量も変わる。気分次第でipodに選択をまかせることもあるし。アップルはとんでもないことをやったのかもしれない。たぶんこれからは作り手の意識も変わるはずだ。それにしてもi podにはフェティッシュな手触りがある。妙にエロチックでもある。マックのパソコンもそうだなあ。