アーチスト

2002-4月

なんだか面倒な書物を通過して社会性の嘘と弊害ばかり鼻につくようになると、いろいろな約束事にだんだんと腹が立つようになった。

身近な例だと音楽家の音楽、芸術家の芸術みたいなものかな。 表現は放っておくとすぐに教養になる。勉強しないと出来ないものになる。カラオケでプロの歌ばかり歌わされていると自然に歌う鼻歌は恥ずかしいものになる。落書きが幼稚といっている時点で話がずれている。

学習が前提となる時点で普通の職業のわくにいる。美大に行ってまじめにデッサンやってていいものが出来ると信じてる。アートサラリーマン。ポップミュージックやってる連中がまだましか。

お勉強が大好きだからトラップにはまりやすい。頭の世界。どうしったって反社会的になりにくいから、気がついたら体制側にいたりする。まあどこも似たようなものだけど。

大体個人として認識されない。いろんな社会的な位置付けがぶらぶらしてる。まじめに議論するのもかったるい。

だからアーチストとかいって、むやみに敬遠されるか尊敬されるか、人間扱いされなくなる。へーこいて鼻毛むしっててもなにしてもアーチスト。ふぅ~。