このサイトについて
画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
ずいぶん前に妻は妹にプレゼントしようと本屋に立ち寄った。そして偶然星の王子さまを手に取りその場で読んだ。
王子さまはわがままな薔薇の相手に疲れ果て、地球にやってきた。しかしその一本の薔薇がかけがえのない大切な存在であることを離れてようやく気がついた。
大切なことは目に見えない。
本を読んで妻は涙がポロポロと溢れてその場で号泣した。
そしてあのブリザードフラワーに出会ったときに、あの花だ!と思った。他にも花はあったけれどもこの花だと。家に持ち帰ったときに思い詰めていたのは、そう言う理由だった。
自分が薔薇を描いたのは偶然ではないと思った。なにか見えない繋がりがある。
そう思い描いた。

何年か前突然妻が薔薇の花を買ってきた。生きたまま保存したプリザーブドフラワーと言った。 「この薔薇はわたしの分身だと思った」そう言った妻の表情はなぜか思い詰めていた。
そしてその薔薇を妻だと思い、描くことにした。

結局一年以上花を描くことになった。母がフラダンスを再開してハワイの草の首飾りを描いた。郷里の高知の牧野富太郎植物園に行った。むかし見た光景とは異なってとても興味深いものだった。その中で熱帯の植物に関心を抱いた。そこから熱帯の植物からアフリカの花に関心が移った。












花の絵を描き始めたのは、母の誕生日に贈るプレゼントとして描いたことがきっかけでした。同じ時期に牧野富太郎の朝ドラをやっていたので、植物画に関心を抱いたということもありました。そのうち母にほかの人にも描いてと頼まれ数点描いた後に、自分の家にもほしいと思いオリジナルの作品を描きました。結局その作品は妻が気に入って職場のデスクに置いています。(笑)そしてそれから作品が増えてゆきました。

































































































