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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2017 2月18日
生活習慣病でその甲子園の内科に行くことになった。
甲子園で病院を探したがどこもいっぱいだった。そこは駅前で清潔で人もいない小さな町医者だった。厳しそうな女医の医師がここの院長だ。厳しく的確でいてどこか背後に大きなやさしさも感じる、そんな母親的な方だった。
もう四年も通っている。少し冗談も話すが、基本は余計なことは言わない。仕事のことも家族のこともこちらから言わない限り聞いてこない。嫁さんが別のことで来たりしたこともあるが、聞かない限り言ってこない。妙な詮索も一切ない。それでいて親しくないわけでもなく、理解してもらっている気はする。
少し気になるところがあるんですよ、というと突然戦闘モードに入る。あいまいに大丈夫だから、とかいうセリフは一切聞いたことがない。明快で論理的に話すが冷たくはない。仕事にプライドがあるのが伝わるし、真剣に見てくれているのもわかる。
ここのスタッフもこの四年まったく変わっていない。皆先生に信頼を置いているように感じる。
ベタベタせず患者と医者という立ち位置ながら、厳しく状況を見ていてくれる。なかなかちょうどいいいんではないかなと、結構気に入って通っている。
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