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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2011 6月7 日
画家宮崎万平さんの意志を引き継いだ、長女でアトリエの所長宮崎洋子さんと今日始まった新クラスについたお話をした。なんでも同じギター講師荻野くんと違うジャンルだけど同じレベルで同じ話をしているとのことだった。そんな励ましもあり挑んだ授業は、今までの自分の作品でやってきたものを体系的に辿り実践しているようなものだった。まず目の前にいる人間を先入観なく描く。次に個人を具体的にみなさんの前で語っていただき描く。モデルと描き手を交互に入れ替える。次にしゃべりながら描く。生きた表情、生な息吹を感じて描く。これは入れ替えず全員が同時に描く。次に紙を半身に近い大きなサイズで描く。そしてそれまでパステルで描いていたものを鉛筆に変え、紙もクロッキー帳から半紙の大きな画用紙に描く。ここで一気に今日の総合的な作品ができる。最後に色を使って大きなサイズに描く。これを6時間にわたって行った。本当は音楽と絵、運動としてのアート、からだで描く、などをやりたかったが時間切れとなった。お客さんには密度が濃かったようで大変だったらしい。
実は一対一の企画でほぼ同時に同じような進行の仕方で描いている。不思議なことにその後この話が来たので、やっていることをそのままやらしているといえる。人間を描くという行為を体験し、体験させて検証し総合的な循環ができてるようで貴重な経験、不思議な同時性を感じている。
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