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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2019 1月22日
友人の子供や親戚の子どもが不登校だと言う話を聞く。
まあそれもええやないか、とかいう意見もあるが親にしたら深刻だ。自分も近いものを見て来たからよくわかる。親の不安はずっとこのままいくんじゃないかという恐怖と、自分の教育を責めるという点にある。簡単に親の教育が悪いとか言うが、そんな簡単な話じゃないんだよ。友人もきちんとした奴だしね。彼の苦しみはわかる。
不登校が全体の4割くらいになると別の意味が出て来て、学校そのものに問題を問われるところがあるが、今はまだそうもいかない。また不登校は安易に会社も辞めて引きこもりに移行しやすい。親も本人も袋小路に陥る。特に男の引きこもりは凶暴になりやすく深刻だ。
時代もある。
自分たちの頃は校内暴力の時代でやりたい放題で、先生が不登校になりそうだったし、だいたい友人に会いに行くか、好きな子を見るために行く場所だった。携帯もないし一人で家にいてもつまらんかっただけで、学校に行くと話ができるので行った。
自殺しそうなやつを無理やりいかせるのもなんだが、青春時代がそれでは寂しすぎる。なかなか解決策は容易に見出せない。
学校は結局社会の雛形なので、根本から変えないと解決しない大きな話だ。けれども、家庭の中ではいま直面しているので、そんなもん待ってられない!
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