不登校

2019 1月22日

友人の子供や親戚の子どもが不登校だと言う話を聞く。

まあそれもええやないか、とかいう意見もあるが親にしたら深刻だ。自分も近いものを見て来たからよくわかる。親の不安はずっとこのままいくんじゃないかという恐怖と、自分の教育を責めるという点にある。簡単に親の教育が悪いとか言うが、そんな簡単な話じゃないんだよ。友人もきちんとした奴だしね。彼の苦しみはわかる。

不登校が全体の4割くらいになると別の意味が出て来て、学校そのものに問題を問われるところがあるが、今はまだそうもいかない。また不登校は安易に会社も辞めて引きこもりに移行しやすい。親も本人も袋小路に陥る。特に男の引きこもりは凶暴になりやすく深刻だ。

時代もある。

自分たちの頃は校内暴力の時代でやりたい放題で、先生が不登校になりそうだったし、だいたい友人に会いに行くか、好きな子を見るために行く場所だった。携帯もないし一人で家にいてもつまらんかっただけで、学校に行くと話ができるので行った。

自殺しそうなやつを無理やりいかせるのもなんだが、青春時代がそれでは寂しすぎる。なかなか解決策は容易に見出せない。

学校は結局社会の雛形なので、根本から変えないと解決しない大きな話だ。けれども、家庭の中ではいま直面しているので、そんなもん待ってられない!