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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2008 3月14日
撮りためておいたテレビを観た。「点と線」。原作も読んでいないのでまるまる初対面だ。タケシがすごく良かった。それとその時代に。若い野郎どもも生き生きしてるね。作品は大きなものに対する個人たちの戦いが感情移入しやすかった。それから東京大空襲のドラマをテレビで観た。終戦直後からの在日韓国人の修羅「血と骨」も観た。野村芳太郎とか、松本清張とかの世界。ちょっと安吾なんか読んだりして。なんでかな、蘇州のスラムのような世界を見てから、過去じゃなくなったんだな、ああいう世界が。同じ時間を共有している感覚が強い。ペラペラした都市の町並みよりリアルなんだな。あの世界は今も生きている。いろんな嘘で塗り固めているけれど、運河で洗濯している世界も、地面で魚や野菜さばいてる世界も、子供抱えている物乞いも、まぎれもない「今」だ。このことは作品を作る中で今後大きなものになるかもしれない。そしてまさに生きて行く中で大きなものかもしれない。
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