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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2012 7月27日
ビートルズのエンジニアが書いた本と、ビートルズの親友クラウス、フォアマンが書いた本を読んだ。
どちらも興味深い。エンジニア、ジェフはビートルズのプライベートは知らないが仕事はどっぷり関わった人間として書いている。この中ではジョンはイカれた狂人だ。セッションは素晴らしい反面地獄でこんな中であんな傑作が出来たんだと思うと感慨深い。クラウスは私生活まで深く関わっていてジョンを見る目は優しい。傷ついて自分をどうしていいかわからないジョンの狂気も含めて肯定している。ビートルズ脱退後のジョンは似た資質の人か従属する人物と関わったと思う。フィルスペクターやヨーコはやはりいかれた系だし、クラウスはなんでも肯定する人物だ。しかしこのクラウスのベースはずっと不満だった。ジョンのソロは特にベースが印象にないと思って来た。バンドが弱い。ドラムもそうだしギターもだ。唯一、リンゴが叩いたジョンの魂は傑作だったし、わかった上で新たに集めた最後の作品はドラムもベースも素晴らしかった。しかしそれ以外のソロはバックが弱いし、音も悪い。ビートルズは音がすごく印象に残る。まあ世界最高のエンジニアとプロデューサーたちの共作だからというのもあるが、みんな別にジョンのいいなりなわけじゃないからだろう。もちろんポールの存在が大きい。ソロにはバンドもエンジニアも含めてジョンに従ってる気がずっとしていた。それは実はジョンが一番不満だったんじゃないか?もちろんこの二冊は両面で興味深いが、やはり言いたい放題書いている、エンジニア、ジェフのほうを買うな。
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