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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2010 5月2日
高城剛はわれわれの世代では少し知っている存在だ。
バブリーな頃のお祭りと一緒に出てきた印象がある。うさんくさいがにぎやかそうな奴。映像に関する仕事をしてたのは有名だが、作品は知らない。高校の授業中に後ろの方で鉄板焼きをして焼肉パーティーをやっていたというとんでもない奴だ。しばらく見ないと思ったら、エリカ様と結婚して捨てられようとしている。とほほ。映像関係の世界にもいたから、何人かの知人を介して彼の話は聞いたことがある。しっかし、はじめてブログを見たけど気の毒ですな。人の感情に芸能もへちまもないだろう。エリカ?結婚を何だと思ってやがる。親はどんな教育してんだ。へらへらテレビに出てる場合じゃねえぞ、まったく。きちんと怒る奴がいないからこうなる。こういうのはね、児童虐待とかとつながってます。
まあいい。
絵は筆と支持体と絵の具の粘度で決まる。油絵の具はチューブになって過剰に油を入れすぎているので嫌いだ。発色がよすぎるし。だいたい今の塗り方はアクリルの塗り方をしているだけ。そういう意味では日本画のほうが膠と混ぜるし、顔料を焼くこともできて割りとぴんとくる。水性顔料のほうが合っている。だから紙を使ってきた。しかし、だ。土だ。日本画の顔料は土を塗った上にも描いてきた。布にも板にも描いてきた。しかしもっと繊細な仕上げだ。荒さを残してシャープさを残すのは至難の技。筆の選択も重要。水の分量、粘度がどうか。どの程度のスピードか。土の抵抗はどうか。計算ずくだと萎縮するので、どの程度まで自分のテンションを持ってゆくか。そしてその人をきちんと捕らえているかどうか。
今回は一人一人に向き合って行くので、今まででもっとも難しい仕事だと思う。手応えのあるヤマだ。
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