このサイトについて
画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2020年 10月7日
最後のお悩みも印象に残った。
30歳看護師で夫と別居中の方。仕事ばかりで子育てを手伝わない夫とは週末だけ会うことを2年間続けている。最近はイライラしてもう離婚しようと口走ることが多くて、どうしようかと思ってるとのことだった。美輪さんは実の親が0歳で亡くなり、後妻も10歳で亡くなって子ども三人を世話することになり、そのご苦労はわかりますと言った。彼女はこのコロナで週末すら親子で会えないことがあり、子どもにどうしてパパに会えないのと言われ胸が痛んだと言う。
これからどうしたいの?
一緒に暮らせるにはすぐに自分が不安になるので、なんとかなるよと言われると腹がたつ。
どうしたいの?一緒に不安になってほしい?
それはそれで困ります。
子どものことはお二人はどう考えているの?
私は子どものことは一番に考えてるし、主人は思いっきり子どもと遊んで話も聞いてくれるんです。
じゃあ別れるのはやめなさい。ほかにそう言う人が出てくると思います?
いないです。
あなたもご主人のことを愛してますね。
はい。
わがまま。あなたは愛の深さが足りないんですよ。
ここで彼女は涙を流した。
それはどういう涙?彼のことが可哀想になって来た?
はい。
アナウンサーは意外でした、と言う。
もっとよくある、家庭を顧みないご主人を責める話になると思ってました。
愛と恋とは違うんですよ。
愛するには資格がいるんです。
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