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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2012 1月12日
ライブをビデオで改めて拝見。
演奏の二人の対応能力に驚く。しかし自分の作品の方は前のメロンのときよりいまいちだ。紙を小さくしなくてはいけない制限とリハのなさでシュミレート不足、経験不足が露呈している。パターンに陥ってるし、人の形態はやはり稚拙になる。木炭は豪快な直線や曲線が合うし、バリエーション出すにはこれまた経験不足だろう。しかし人前でやることの意味の大きさを改めて認識した。人とやることも。経験不足は経験で補うしかないのでまた今月やることにした。
思えば自分はそういう集団、集合体を作ることをやりたかったに違いない。いつもきっかけは他人からだけど、それで気づく。美術のユニットでもミーティングしてすぐに外に出てやるくらいにしたかったが、そうもいかなかった。多ジャンルで実現するとはね。16年くらい前に絵を外で展開するというシュミレートをしたことがあった。そのときは新宿駅ビルMYCITYにバーンと作品を貼る。東京駅の地下道に作品を塗るという想像図だ。美術館やギャラリーで展示するから芸術と言う予定調和から表現を解放する。先日も荻野くんがいろいろこのことでネットで議論してたが、いきなり理解されるものはすでに古いフォーマットだろうからそれは正しい反応だ。表現は体制の側にあるんではない、我々庶民のものだ。それはいつも地べたから生まれる。観客は偉い人や専門家ではなく、常に予期しないどこにでもいる誰かだ。
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