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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2010 1月26日
ひどいもので百枚近くになっても、ものに出来ていない。制作はだいたい地獄だが、今回もやはりそうみたいだ。鬱病とかよく言うが、アーチストは間違いなくいかれている。正気でこんなことやれるか!優れた軍人とかにもいそうだ。おかしくなったら自衛隊か芸術家になるしかない。はは。だいたい18年下書きをしたことがない。失敗したらそのまま捨てなきゃいけない。無駄もリスクも多いが、生きた線が描けなくなる。ガソリンはまったく下書きなく気が遠くなるほど人を描いた。何度夢にうなされたか・・・。
現代美術は人間に対峙しないことが新しい、かっこいいと思われてきた。歴史を分断して個の力の偉大さを信奉してきた。それでもそんな時代もうそだとわかりつつある。そもそも普通の人ははなからばかばかしいと思ってるわけだから、始まりも終わりもないのが現実だ。優れた肖像写真は多いが、肖像画は減った。現代の肖像画がない。
市民を描いた優れた肖像画は、自分の基準では日本の近代でほとんどない。日本の江戸までの庶民は、個の単位が春画のような複数の単位になる。権力者に優れた個人の肖像画があるのは、個の意識としても興味深い。
ピカソの肖像画
が好きだ。
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