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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2010 1月5日
今回も帰省して大騒ぎ。
石元ゆうせいが冬に帰省したのはあまり記憶にない。おやじさんの調子が悪く急遽来たらしいが、まあ山は越えたらしくうちに遊びに来た。きちんとのしのついた菓子とコーヒーのセット持ってくるのがやつだ。親戚もいたので挨拶はきちんとする。俺の前では馬鹿な話もするが年配の人の前では時事問題、社会部記者としての実力を見せたあと、くだけた話に持ち込む。いかず後家の姉には出会いの話、俺の嫁さんには「相変わらず美人」だと褒め、五歳児の坊主にはケツをたたくし、おもちゃを鼻の中に突っ込んではしゃぐ。盛り上げるだけ盛り上げといて、隙を見て子供たちにお年玉を渡す。親戚の親父かい、おまえ。(笑)全方位的なサービスには見事すぎて拍手を送りたいほどだ。
おもしろいやり取りがあった。せい母が「石原伸太郎は巨額の予算が問題になっちゅうがやないかね」と言う。石元は五輪スタッフとしてコペンハーゲンまで随行し石原とはマブダチだ。「いやいや、あそこはカップラーメン食べるのに水が千円するき」まずその解説で煙に巻く。いろいろ活躍を聞いた後、せい母は「たまには家族も大事にせんといかんぞね」といい釘を刺す。石元は「おまんのおかあはえいにゃあ。相変わらずきちんとしちゅう」と後で言っていた。奴がいると俺も吠えるので「あんたらあ雰囲気がにいちゅうねえ」と母も言う。
さんざガキとも遊んだあとに「ええか男は泣いたらいかんがぞ」と優しく抱きしめる。最後は子供相手に屁で別れの挨拶をしてみなの爆笑を受けて、俺に握手し抱きしめて走り去っていった。
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