石元劇場

2010 1月5日

今回も帰省して大騒ぎ。

石元ゆうせいが冬に帰省したのはあまり記憶にない。おやじさんの調子が悪く急遽来たらしいが、まあ山は越えたらしくうちに遊びに来た。きちんとのしのついた菓子とコーヒーのセット持ってくるのがやつだ。親戚もいたので挨拶はきちんとする。俺の前では馬鹿な話もするが年配の人の前では時事問題、社会部記者としての実力を見せたあと、くだけた話に持ち込む。いかず後家の姉には出会いの話、俺の嫁さんには「相変わらず美人」だと褒め、五歳児の坊主にはケツをたたくし、おもちゃを鼻の中に突っ込んではしゃぐ。盛り上げるだけ盛り上げといて、隙を見て子供たちにお年玉を渡す。親戚の親父かい、おまえ。(笑)全方位的なサービスには見事すぎて拍手を送りたいほどだ。

おもしろいやり取りがあった。せい母が「石原伸太郎は巨額の予算が問題になっちゅうがやないかね」と言う。石元は五輪スタッフとしてコペンハーゲンまで随行し石原とはマブダチだ。「いやいや、あそこはカップラーメン食べるのに水が千円するき」まずその解説で煙に巻く。いろいろ活躍を聞いた後、せい母は「たまには家族も大事にせんといかんぞね」といい釘を刺す。石元は「おまんのおかあはえいにゃあ。相変わらずきちんとしちゅう」と後で言っていた。奴がいると俺も吠えるので「あんたらあ雰囲気がにいちゅうねえ」と母も言う。

さんざガキとも遊んだあとに「ええか男は泣いたらいかんがぞ」と優しく抱きしめる。最後は子供相手に屁で別れの挨拶をしてみなの爆笑を受けて、俺に握手し抱きしめて走り去っていった。