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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2009 3月6日
長谷川和彦は大学で映像ゼミにいたときから噂だけは知っていた。通称ゴジ。映画二本だけとって伝説になった男。次回作が観たい監督ナンバーワン。そう言われてかれこれ30年。(笑)二本とも重い題材を扱いながら、失踪して吹っ切れている。日本映画にはない資質だ。水谷豊と沢田研二という存在とのコラボも大きい。ゴジは最近では室井滋のヒモらしく、たまに麻雀関係の話題がのぼるくらいだ。
まあやっぱり俺としては「太陽を盗んだ男」のイメージが強くついてしまった。30年かかってやっと観たし。この頃の沢田研二じゃないと撮れない。沢田はこの頃「悪魔のようなあいつ」でも男娼のシンガーで三億円事件の犯人を演じている。そっちも脚本は長谷川和彦だ。人気絶頂の頃で、なおかつ傷害事件を二つぶちかましている。盟友のショーケンも犯罪者だしこの頃のアイドルはぶっ飛んでる。当時特技は人としゃべらないこと、とかふざけたコメントがあった。「太陽を盗んだ男」のラストシーンのまなざし。そこに感じた孤独と狂気は演出で出来るもんじゃない。あんな目はいつか見た。ジョンレノンだったり、「少年」の阿部哲生だったり、気狂いピエロのフェルディナンだったりした。
今でもこの映画が伝説なのは、あの孤独に共感している奴らがいるからだろう。
俺には、よくわかる。
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