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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2008 6月28日
体調がよくない。左肩が痛い。歯ぎしりも多い。体が悲鳴を上げ始めている。
瞬発力、攻撃性を必要とするものに体が使われていないことを自覚する。スポーツクラブで腹筋などは実は対極にある。対戦型スポーツはすぐには出来ない。体のバランスの悪さは心まで食い破る。脳や心が体に従属しているのがよくわかる。ここで脳のバランスをごまかす薬を与えるのがいかに危険かが分かる。体、野生の問題に全く目がいっていないからだ。この攻撃性をどうするか?暴力が簡単に行使できないのでセックスをする。歳とともに、あるいは時代とともにセックスが自分の中で重要になっているのがわかる。セックスでも解消できないものもある。すぐにセックスできるわけでもない。こう言う場合、サウナにいって肉体の緊張を緩めていた。でもここで絵を描くということを試した。極度に緊張して巨大な絵に取りかかると、終わったらぐったりとする。ここでは小さな絵に何枚か一筆で一気に描く。墨の匂いが鼻につく。体中についた墨をシャワーで流す。まるで血を浴びたようだな、と思う。セックスや暴力に近いなにかがある。
何枚か描いた中に、自分の体の中の危機的なサインが出ているかもしれない。
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