からだが描く

2008 6月28日

体調がよくない。左肩が痛い。歯ぎしりも多い。体が悲鳴を上げ始めている。

瞬発力、攻撃性を必要とするものに体が使われていないことを自覚する。スポーツクラブで腹筋などは実は対極にある。対戦型スポーツはすぐには出来ない。体のバランスの悪さは心まで食い破る。脳や心が体に従属しているのがよくわかる。ここで脳のバランスをごまかす薬を与えるのがいかに危険かが分かる。体、野生の問題に全く目がいっていないからだ。この攻撃性をどうするか?暴力が簡単に行使できないのでセックスをする。歳とともに、あるいは時代とともにセックスが自分の中で重要になっているのがわかる。セックスでも解消できないものもある。すぐにセックスできるわけでもない。こう言う場合、サウナにいって肉体の緊張を緩めていた。でもここで絵を描くということを試した。極度に緊張して巨大な絵に取りかかると、終わったらぐったりとする。ここでは小さな絵に何枚か一筆で一気に描く。墨の匂いが鼻につく。体中についた墨をシャワーで流す。まるで血を浴びたようだな、と思う。セックスや暴力に近いなにかがある。

何枚か描いた中に、自分の体の中の危機的なサインが出ているかもしれない。