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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2008 6月4日
三週に一度バー超能力で議題を一つ決めてディスカッションする。今回は「シュルリアリスムとはなにか」だった。発見はじぶんのやっていることにつながったことだった。
ずいぶんむかしデペイズマン、異質なものの組み合わせによる化学変化を絵にしていた。エロティックな装いのやつだ。アイデアが行き詰まり量産できなかった。ある時期から何もかも変えて自分の衝動に近い方法を選択して作品を作った。自分の意識をなくすくらいのスピードで大量に描いた。異質なものを組み合わせた作品とスピードのある作品、同じ発想じゃあないと思っていた。これが違った。なんでもシュルリアリスムは自動書記から始まり、書くスピードを変える行為から始まったらしい。あまりにも早く書くと、主語も動詞もなくなって、自分すらなくなる。名詞がごろごろところがっている状態になるらしい。これが絵画になると、意味なく異質な物体がころがっている状態になる。え?スピードの先にあれがあったわけ?と驚いた。そうすると自分は全く異なったことをやっていたように見えて、同じ線上を進んでいたことになる。
びっくりした。
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