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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2005 8月30日
人間の脳、こころにも謎は多い。多重人格症とかね。たいてい幼児期の虐待などのストレスが原因らしい。自己防衛の一種とのことだ。
そういえば昔、記憶喪失で似たような 話を聞いたことがある。50代の男性、社長だったのかな、とにかく責任のあるポストにいた人だ。ある日を境に突然記憶を失った。過度のストレスが原因らしい。女房、子供の記憶さえ忘れて、なおかつ奥さんのことは母親のように思ってしまう。なんなんだろうね。
この場合もそうだけど、記憶を取り戻そうとすればするほど危機的状態になる。無理に思い出してはいけないのかもしれない 。それでも身内としては取り戻してほしいと思うだろう。一方多重人格のほうは記憶をいろんな人間に分裂させているらしいので、統合することが自分を取り戻すことになる。しかしそれは虐待の記憶と向かい合わないといけないらしい。
フロイトがこころの世界にメスを入れてからずいぶん時が経ったけれど、こころの病も社会や時代によってウィルスのように変化してゆくに違いない。
もっといろいろ知りたくなった。
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