おどろいた

2015 6月9日

河合さんの本が来た。

「未来への記憶」その中で印象に残る話はたくさんあった。特にロールシャッハテストのくだりがそうだ。

インディアンなどのシャーマン、まあ巫女とかああいう方々のテストを行ったと。試験前は分裂病じゃないかなんて言っていたのが、実は人格的に優れた人たちだということが分かったという。しかし自称シャーマンはそうではないともいう。このロールシャッハはあたると河合さんは言う。その中で特に印象に残った話がある。これをそのまま鵜呑みにするのは危険だが、あえて書くことにする。

アメリカでの河合さんの師匠がガンで余命のない患者のロールシャッハだけを見て、この人は医者が言うより長く生きるだろう、また早く死ぬだろうと分類する。それがすごく当たる。それには彼の理論がある。

意識的に抵抗する人は早く死ぬ。消耗して死んでゆく。すっきり自我防衛を放棄した人、この薬は治るとか言われて妄想的に放棄した人も長く生きやすい。自我防衛の非常にキツい人は医者の予想より早く死ぬ。

え、ええー!!!!ほんまか、おい!