おれたち

2008　9月22日

今回ひどかったのが、韓国で膝の痛みが復活したことだ。

俺の足はボロボロで、左くるぶしから膝まで肉がえぐりとられ、左足の骨の亀裂、くるぶしが骨ごと吹っ飛んでて腰の骨を移植して、右膝関節から二カ所骨折、おまけの最近両膝の半月板の損傷と言うデザートまで加わったフルコースになった。このデザートがメインディッシュを脅かさんばかりというのが最近の事情だ。ちなみにユウセイも手術直前までいくほどヘルニアがひどい。そんなからだで世界中飛び回っている。いつも右足は引きずりがちだ。しかし奴はそんなことを嘆いたりしたことは一回もない。そういうもんだ、と割り切っているかのようだ。そんなボロボロな奴らが毎年故郷に踊りに帰るっちゅうのが酔狂で笑えるじゃない。まあおれたちに老後なんてなさそうだ。

この前二人のまえで、いつまで生きたいと女に聞かれた。

俺は「60かなあ」と言った。

「そうやにゃあ！そんなもんやろ」とあいつ。

女は「ええ～、早すぎん！」

「あとはおまけよ」と俺。

ガハハ！最高やにゃあ。 そういって俺とあいつは声を上げて笑った。