かっつん

2005 10月30日

式やなんやで久しぶりの友人会ったりした。こいつとこいつが会うとわけのわからないことになるなあ、なんて思いつつ面白い組み合わせがあったりした。なかでもかっつんには驚いた。すっかり疎遠で俺のことなんて忘れてるだろうな、と思ってたからだ。それがかっつん、その人だ。

出会いは小学校二年くらいだ。彼はお母さんと二人で薄暗いアパートに住んでいた。一人でなんかゲームをやっていた。それからなぜか急速に仲良くなったが、理由はまったくわからない。なにか薄暗い魔力やひらめきみたいなものがあって、一緒に漫画なんか描いていたのを覚えている。運動神経は抜群でなにも練習しなくてもなにもかもこなす。日本では嫌われるタイプだ。裏のみかん畑をめちゃめちゃにしたとか、ともかく意味もなく暴れていた。本人に聞くとやはり理由はないとのことだった。

大人になっても遊びにはいったが、久しぶりに会ってそんなふうにこっちを見てたなんて知らなかった。これはいい意味でね。

とてもうれしかった。7、8歳から知ってる仲なんてなかなか貴重じゃない。あいつも嫁さんと子供できたせいか、大人になった。人の成長を見ると、うれしいね。