つくる

2007 12月12日

ものつくりで勘違いしていることは多い。頭のイメージに合わせる作業だと思いがちだけど違う。自分もそう思っていたからよくわかる。頭のイメージに合わせる作業、カラオケもそうだけど、イメージを補助する装置だ。プロになったと勘違いしやすい。アイデアがとかいうけど、そんなものいくつも浮かばない。イメージに合わない、イメージ通り行かない、ああ技術がない、才能ないとなる。これが違う。手が先に動く、感覚が先行する。頭が後から整理する。これが実作業では正解が多い。今は人生もこんな感じでイメージ通りじゃあないとすぐにパニックになる。これが違うと言いたい。脳は後から進化したしね。体の感性はすごいものがある。自然はすごいパターンを生み出す。

枯れ葉をイメージ出来てもせいぜい十枚が限界だ。自然を見てみろ、一枚として同じ枯れ葉はない。そういったのはルノアールだったっけ。

そんなわけで制作苦労しております。(笑)

それから「半落ち」観た。テレビドラマで。まああんなもんかな。渡瀬恒彦と椎名桔平はよかった。吉岡秀隆とか寺尾聡出るだけで、拒否反応あるから映画は観ない。毛穴中からヒューマニズム臭が溢れてるからねえ~。殺人鬼とかやらねえかな。(笑)