このサイトについて
画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2011 1月13日
ネットの付き合いも変わった。
ずいぶん前まだADSLもない初期の時代、これは世界を変えると思い取り組んだ。当時やろうとしていたのは海外とのアートのやりとりだ。ある程度の成果があった。しかし継続してコミットするには翻訳の手間がかかりすぎた。その後世の中は一気にネットが加速した。五、六年前にアートログという試みを行った。日常生活を作品にしてネット上でアップ、それを個展として展開するという。これは今思えばデザイン寄りのスタイルがネックだったと思う。しかし考え方としては継続してある。日常に近い制作行為と不特定の誰かが結びつくという。スピード感もいい。それでもSNSやブログが合わなかった。ホームページはなんとか継続できている。このSEI.COMが告知の窓口や人となり、作品の紹介になっているのは事実だ。
ネットへの取り組みも世の中変わってきた。特に昨年あたりからの流れが激しい。ツィッター。尖閣諸島やウイキリークスなどの内部告発の危険な道具。最近はネットブックの発信や村上龍など小説の配信なども続く。特に変わったのが有名人や権力者が道具として使い始めたことだ。芸能人のゴシップから首相の本音対談までもちろんツイッターでのつぶやきも大きなことだ。ここまで来るとそろそろ生活に染み付いた段階になった。初期の頃はまだパソコン通信の延長程度だった。道具としては危険だが、危険なとこってのは一番熱い場所でもある。要はどう使うかだ。避けても仕方ないので今ひとつ関わり方を考えてみようと思う。
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