プレゼント

2009 11月27日

嫁さんの誕生日にはがらじゃないが、毎年神戸の夜景の見えるホテルのレストランに行ってた。今年はいろいろあってそうもいかなくなった。

どうしたもんか、と思っていた。数日前に一緒に買い物をしたとき彼女が自分で帽子を買おうとしたときピンときた。あまり似合わんからほかのにしたら、なんて言った。えー、とかいう。実はかなり似合うので、誕生日にひそかに買ってやろうと思った。もっとええのあるよ、とか涼しい顔で言った。ここで、緻密な奴なら買われないように次の日でもすぐに買うだろうが、俺はこんなやつだ。その日にあることに賭けることにした。次の日用があるのもあったけど、なかったら、なかっただ。そして当日。その帽子はあった。帰ったら渡した。俺が買ったことに驚いてた。次の日自分でも買おうとしてたらしい。涙ぐんでたね。まあ、ちょっと恥ずかしい話。奥さんも入れ違いで買ってたらどうしたかって?まあ、それはそれだ。大事なのは品物じゃなく気持ち。

昔友達に、、佐々木に、似たようなことをした。俺も東京に出て史子とかいう女性とうまくいかなくなって、やつも山形から出てきて田舎の女性とうまくいかなくなった。こともあろうに誕生日に電話したらふられて落ち込んでた。みんなでパーティーでもやったるか、と中山とかと企画した。こそこそ準備してたら感ずかれそうなんで、邪険にしたら余計にいじけて、、、。(笑)モールから紙ふぶきから、ケーキからいろいろ飾り付けしたんだっけなあ。お好み焼きを西岡ってやつがつくって。吉川という奴と赤沢と五人で待ち構えて、あいつを呼んでどーんとやったら、奴が泣きやがって、、(笑)。ついでに俺も泣いたよ。