三宮ライブ

2012 1月10日

ライブを終えからだバキバキがようやくおさまった。

三人集合するのは現場が初めてという即興ライブ。前回は荻野くんの曲に絵を合わすという試みだったが、今回は自分の作品に曲を合わすという試みを行った。アウトラインは千光士のメモの図に沿って進めた。今回三宮で壁があればどこでもいいという考えだったが、三連休の中日で外は寒くライブをやってる連中は隣の「ゆず」みたいな弾き語り一人という状況で邪魔するものはいないという絶交の環境。自分の人生初の路上は、ゆずが終わってその余韻をぶっ壊すように始まった。

とりあえず最初は手探りの状態だったが、意外に人が集まって来た!なんだなんだなにやってるんだあれは?まさにそういう感じで絵を屋外で描く、しかも音と同時に描くという行為自体が珍しい。しかもその絵がどんどん描き消されて行く。破壊と再生が行われる。「ゆず」がすごいですねー、と終わった後話しかけて来た。子供が寄って来た。お年寄りも迫って来た。アベックが遠巻きに叫んでいる。すごい。一度目の演奏で三人はじめてのミーティングという凄まじい現場主義。(笑) 今度は緩急をつけてドラマな部分も作ろうと打ち合わせ。二度目の演奏ペイントはさすがの成熟度があり三人がピタリとはまる瞬間がいくつもあって、こいつらすごいなあと思うと体もノって来て思いがけない高揚感とドライブ感が筆に溢れた。すごいという観客の声が聞こえた。