勝負

2013 12月27日

お前は俺たちの太陽だから輝いてくれてないと困る!

俺はあいつにそう言った。

退職の日に電話があった。しかしあいつは明るい声で、激動の人生やなにゃあ、と言った。まっこと。俺たちは声を出して笑った。

以前まだ辞める話が出る前に、今のうちに逃げる準備をした方がいいという奴もおると言う話で俺は言った。今家臣が逃げてどうする!それでもやり遂げるべきやろう。その言葉が残っていたかはしらないが、あいつは退職の日の映像で堂々と側に着いて毅然とした姿で歩いていた。 なんでも辞任の会見のときは自分が全部取り仕切ったらしい。立派だな、と思った。

これで職員を守ったきよ。 そう言った。お前が応援してくれたきこの世界に飛び込んだき。そう言ってあいつは大声で笑ったが、俺はこうなったら自分が出来る事は何でもしてやろうと思った。

けんどオリンピックを取った事は勝ちやきよ。一勝一敗でドロ−やろ。お前がやった事は歴史に名を残した。

勝負はこれからだ。