声

2007　11月1日

新聞読んで昔はよく切り抜きなんかやってたわけだけど、最近はやってなかった。このまえその習慣が復活した。でもどこを切り抜くかが変わったことと、自分に見せるもんじゃなくなったことが大きな変化かな。まあ嫁さんに見せるためで、今まではほらほらココ見てみと言ってたけど、段々その量が増えて来たのと、重要度が出て来たから切り抜くことにした。

大体いつも注目してるのが読者の投稿欄の声というとこ。老若男女、ほんとに10歳から80まで投稿してくる。テレビだとひどい人間のみ拡大するから、殺人者が町中を歩いている気がする。ネットは無差別に放置するから、言いたい放題で、ろくでもないやつらが好き勝手に書きなぐっているし。大体匿名の書き込みなんてろくなもんじゃない。

新聞がいいところは、ジャッジするところが新聞社なので、いたずらに集客を気にする内容でもなく、過激すぎるところでもない。殺人者や有名人以外の普通の人の「声」が聞ける。今の若い人は何を考えているかわからない、教育現場は狂っている、なんて話が拡大ばかりされて、おもしろおかしく報道されるけど、きちんとした人間がいつの時代でも大半だということがわかる。そんなことを知る機会は実はあまりないのでうれしい。