悲しい

2014 8月5日

STAP細胞の件、ひどいことになった。いつかこんなことになるような予感もしていた。

責め過ぎてもなにも解決しない。マスコミは正義感抱いてやってると言うより視聴率やスポンサーだから。死んだら死んだで数字稼ぐだけで。個人の問題より会社や仕組みの問題のほうが重要だと思うけど、取り上げやすいのは個人だと言うだけだから。気分が悪い。

うちの死んだ父も母や姉に取っては悪い人だったかもしれないけど、俺にとってはいいオヤジだった。二人は彼を責めたけど、それでは追い込むだけだろうと思って悲しかった思い出がある。

正しいことだけ押し付けても人の心は動かせない。母がそこまで追いつめられたことも知っているけれど、今でも他に方法があったんじゃないかと思うことがある。その後俺が東京に出て、父と離れて暮らしてずいぶんときが経った。突然父が危篤の知らせを受けたときに、もっとなんかしてあげられたことがあったんじゃないかと悔いがあった。

そんなことを思い出した。