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画家。人を描くことを主体に活動している。インスタレーションなどのダイナミックな展示から小品まで幅広い展示方法が特徴。主にシンプルな素材で力強い作風で描き上げる。近年では様々な手法で新しい表現に挑戦を行なっている。
人と対峙して描く「1×1プロジェクト」を中心に活動。ギャラリー21+葉 ギャラリイK ギャラリー16 gallery wks.など多数で個展。神戸などを中心にライブペイント活動も行う。
2009 12月20日
春画もおもしろい。実は今のポルノならそういう職業の方がモデルになるが、春画は一般庶民を描いている。子供も若者も老人から動物まで、あらゆる階級を描写している。ユーモアを基調にしていて今のポルノとは視点が違う。まず男性の視点ではない。男女が平等に描かれ、どちらかというと女性が強く、男はこっけいに描かれている。これは読者が女性も多かったことからもうかがえる。しかも春画で描かれている女性のファッションが、企業の広告になっていたりして、ある種の女性誌のような部分もあったらしい。風俗を性を中心に活写しているわけだ。今のエロスや性意識は明治以降の西洋型教養だ。日本人にとって今の生活が新しい状況であるともいえる。昔のように12,13で性に目覚めて15くらいで結婚というのは生物的には自然かもね。しかしこうやって性をおおっぴらに謳えるってのはなんて気持ちがいいんだろう。春画にはそういう気持ちのよさとユーモア、そして生な生物の実態がある。
性交中の台詞「ア、気がとほくなるやうだ。もう~奥の上のほうを。それ~又いく~。ア、ヲ、~」今といってることいっしょじゃないか!ポルノ(春画とはちがう?)読んで、少年がマスターベーションするところも今と一緒。人の性を覗いて興奮するとか同じ。
なんにも変わってないんじゃないか?、??
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