自分の顔

2006 2月17日

いろいろあった。厳しい状況だ。自分の顔を眺めると随分変わった気がする。目つきが違っていた。

ゴッホは随分自画像を描いた人物だ。自己探求、自己確認を常に必要としていたので当然のことかもしれない。アーチストは作品そのものが同じ意味をもつけど彼の自画像はまた特別な感覚がある。耳を切った後も、ゴーギャンに捧げた作品も感慨深い。自分を見つめるとはいうが、絵画の自画像は特別だ。描かれる顔も自分、作る側も自分、写真という客観性はない。おのずと心境が入るだろうし、自分でもわからないサインがそのなかには描き込まれているかもしれない。

自分を見失うと、本来の能力を発揮できない。まったく別の人物と思われることもある。久しぶりに自分の顔をきちんと見るということも大きなことだ。久しぶりに親友に会うのも大切かもしれない。自分という存在は決して確かなものなんかじゃない。そんなことを一番よくわかっていて恐れていたのはファン.ゴッホなのかもしれない。